みずほ台 ハッピーからの帰り道。
17号に入る交差点で信号待ちをしていると、
ポコチ:すいやせん。ちょいと宜しいでしょうか( ^ω^ )
僕:どしたのポコちゃん(´・_・`)
ポコチ:なんか
踊りたくなっちゃった(ノ∀`)
僕:えー(´Д` )
なら、『みずほ台 ささやき』の新人さんで良かったじゃーん(>_<)
ポコチ:ごめんごめん( ^ω^ )
なんか急に来た、急に来たすわ(´Д` )
引き返すのも面倒だったので、なら近場でまだ開拓の余地があった下赤塚に車を走らせる。
鼻歌で運転する笑顔の僕。
ご機嫌に笑うポコチ。
この時の僕らは、これから起きる惨劇の事なんて、知る由もなかったんだ。
駅前を歩いてみる。
少し歩いただけで、
すぐに『もみ楽』なるお店があった。
早速電話してみる。
もしもし~
→はいよ(男性)
今からいけますか~?
→行けるよ
20代の女の子なんて
居ないですよね( ^ω^ )
→(少し笑いながら)20代はいないなー。でも40代もいないから来てみなよ。いま一番若い良い女、行けるから。
ほほう。
そーいえば、下赤塚は前回も30代くらいの女の子だったな。
少し迷ったが、即決しないで、検討すると伝える。
なぜ即決をしなかったかと言うと、もしかして、違う店なら20代もいるんじゃないかと言う淡い期待である。
きっと安室◯美恵みたいなイケイケな女の子がいるんだろう。
もしもし~
→はいー(男性)
今からいけますか~?
→いけますよー
20代とか居ないですよねー
→(沈黙の後)20代はいないね…
…30代くらいですか(´Д` )?
→(少し笑いながら)30代もいないかな。
若い子が良いなら、『もみ楽』さんの方がいいよ。
おぉ。了解しましたー!
こんな事は初めてである。
下赤塚は、なんて素晴らしい街なんだろうか。
人情あふれるまちである。
客それぞれ好みのタイプが違うのだ。
それを無視して、騙してまで利益を取らずに、適切なお店を自ら提案する姿勢。
感動したよっ(´Д` )!!
少しスキップしながら、お店に向かう。
下赤塚 もみ楽
※閉店しました
お店に入ると、70歳くらいのおじいちゃん店員。
→さっき電話くれた方かい?
はいそうです( ^ω^ )!
→20代はいないけど、40代もいないから安心しな。いい女いるから。
了解しましたー!
60分 12K
この値段設定…ダンス…あるな…
一つ階段を上がった部屋に通される。
はい、こちらSKRちゃんね。
じゃ楽しんで( ^ω^ )
いらっしゃいませ~(´∀`)
あ、
あのジジイ………
(20代はいないけど、40代もいないから安心しな)
(20代はいないけど、40代もいないから安心しな)
(20代はいないけど、40代もいないから安心しな)
50代じゃねーかよ
(´Д` )!!
わからねぇ、
もはや、50代なのかもわからねぇ。
ただ間違いなく30代ではない。
確かに、確かにだ。
30代がいるなんて言われてはいない。
ただ文法的にこの流れで50代が出てくるのはおかしい。
おかしすぎる。
あははははは!!!!
(死にたい)
つーか、これでこのザマなら、
『アムロ』はどーなってんだよ。。
何が
人情あふれる街だよ!
(お前が勝手に言ったんだろ)
んじゃ、お兄さんこっちねー
んぁ…
部屋に通されシャワーのご案内。
しぶしぶ服を脱ぐ。
そしてここで気づく。
あ!
まだダンス店と決まったわけじゃないじゃん!!
もしかしたらめちゃくちゃマッサージの上手いクソババアかもしれないじゃん!
と思って振り返ると、産まれたままの姿のラババアがいた。
(終わった)
信じられないくらい汚いシャワー室に案内される。
ポコチを重点的に洗われ、ババアも目の前でバシャバシャ洗う。
(帰りたい)
シャワーから上がり、タオルで拭いていると、なんと来客が。。。
仲間が来た!!!
(生け贄仲間ね)
隣の部屋に案内されている。
きっと同志も
20代はいないけど、40代もいないよ
に釣られてきたのだろう。
馬鹿なやつだ、
いるわけないだろ( ^ω^ )
(お前が言……)
なんだろ。
でもなんか嬉しいよ。
俺一人じゃない感。
良かった、良かったと部屋に戻る。
(何も解決していません)
いつもの癖でうつ伏せに寝ていると、
仰向けだよ~
と、笑われる。
こんなに嬉しくない仰向けコールは人生初だ。
あ、そっかー
と、ヘラヘラしていると、隣の部屋から
お客様お帰りでーす
コールが。
まさか……
あいつ
逃げやがった( ゚д゚)
こら逃げんじゃねーよ( `ω´)
おい、逃げんじゃ、おい…
逃げないで…お願い…
一人にしないで。
・゜・(ノД`)・゜・。
ここまでくると、何が本当かはわからないが、私に一番若い子を付けると言っていたので、隣の女の子はこのババアより…。
そいつを抱く位なら12Kを捨てた方が良いと判断したんだろう。
賢明だ。賢明な判断だ。
脱帽するよ。
さて、仰向けになると、ババアが上から順にペロペロしてくる。
12Kも払って何でこんなことをされなければならないのか。
気持ちいとかの次元ではない。
ただの拷問だ。
もちろん、ポコチも反応なし。
下手したら生命反応も無いかもしれない。
ポコチの様子はと言うと、皮を固くして小さく小さく身を隠している。
真冬によくなる感じのやつね。
ん?
ただ、部屋はそこまで寒くはない…
ピカー(´Д` )ーン!
ポコチを見て気付いてしまった。
この地獄から違和感なく脱出する方法を。
ポコチのあの様子、あれは
石の構えだ。
※説明しよう!
石の構えとは肉体であるチン皮を固くしポコチを極限まで小さくする事で、とてもダンスなど踊れないと思わせる防御系最高値の構えである。
この構えは、精神である五感を無の境地にまで静めなければならず、まさに肉体と精神の同調が必須の究極の構えである。
つまり、
あらあら、なんか立ちませんね。
風邪だからかなぁ( ^ω^ )
今日は諦めて帰りますよ。
てな展開が可能なのだ。
僕
(ポコちゃん、精神の方は任せといて!)
ポコチ
(良かった!ありがと(´Д` ) )
早速、 五感を沈めて無の境地に向かう。
そっと目を瞑る。
次第に下に向かうババア。
ポコチも小さく小さくなっている。
大丈夫。
これなら大丈夫だ。
ババアがポコチに到達する。
NF(ニューフェイス)
あ。
なんか…
あったかい…。
ダメだダメだ!!
五感を静めろ!!
五感を殺すんだ!!
無になるんだ!!
ポコチが極限まで小さくなっている為、全てが呑み込まれる。
考えてみると、この感触は初めてかもしれない…
大概、ここまでくると、いつもそれなりにデカくなっているし。
スッポリと温かく、全体が包み込まれる…
や、ヤバイ…
五感を…五感を感じてしまう。。
あ、ヤバイ…きもち…
精神の同調が崩れた為、石の構えが壊れてくる。
次第に皮が柔らかくなり、ポコチが徐々に膨張しだす。
もういいや。
快感に身を委ねよう。
目を瞑ってればわからないし。
(~ω~)
ポコチ
(やめろぉぉぉ(´Д` )!! )
(お前ふざけんなよ(´Д` )!!)
(うわぁぁぁぁあああ!!)
気がつくとババアが帽子の準備をしていた。
ポコチはというと、たいそう立派になってはいたが、一点を見つめてボーッとしていた。
風邪かな( ^ω^ )?
ババアが下になる。
もういい。
早く終わらせよう。
顔を合わせないように覆いかぶさり、ダンスを踊る。
感触自体は、年齢ってあんま関係ないんだなぁ、と思って踊っていると、ババア昇天。
(逝去ではありません)
こちらも5分ほど踊りエンドダンス。
帰りにジジイがお出迎えしてくれる。
どうだった?
いい女だっただろ~( ^ω^ )
また来いよぉ~(´∀`)
澄んだ瞳で……信じられないくらいの満面の笑みである。
考えてみれば、70代のジジイから見れば50代なんて、20歳も若いのだ。
30歳半ばの自分に例えるなら、15歳前後のロリロリな女の子を紹介した気分なのかもしれない…
つまり、騙したつもりもなく、本当に良い女を紹介したと、思っているのだろう。
私がこの街に降りるには、30年早過ぎた。
30年後に来れば、ここはきっとロリロリパラダイスと感じるだろう。
良かった。
『アムロ』のおっさんも、
『もみ楽』のジジイも、
この街に悪人はいなかったのだ。
ポコチは死んだが、これで良かったのだ。
( あ…いいんだ…(´Д` ) )
下赤塚。
30年後にまた来るぜ。
それまでは、
消えてなくなれ…
※誰かのお気に店なわけないので、公開にしました。
お気に店だよ!と言う方は、目を覚まして下さい。
どなたか…
アムロの突入レポート、
お待ちしております( ^ω^ )