パチンコの話
こちらはパチンコのお話。
やらない人はスルーで( ^ω^ )
アホみたいにウンチクが長いです。
特に理由はないが、財布に2万円入っていたので、勝ったら明日はエステに行こう、負けたら2980円の普通のマッサージに行こう、といった占い的な試みである。
パチンコをあまりやらない理由は、すべてが茶番だからである。
好きな人には申し訳ないが、当たりやハズレ、魚群やレインボーなど、全ては玉がスタートを通った瞬間に決まっている。
なので、演出を見て
当たれ!!
当たれーー!!
うわーなんで赤保留外すんだよ!
台バンドーーン!
とかは、はっきり言って滑稽に思えてくる。
サッカー日本代表の試合に例えると、
もし試合をリアルタイムで観ていた場合、
シュート入れろー!!
本田打て打て!
歩くんじゃねー
おいなんで外すんだこの金髪ク◯野郎!
と熱くなる気持ちは分かる。
祈りや声援に意味があるのかは置いといて、まだ結果が出ていないものに対して熱くなっているのは分かる。
では、もしこの試合が三日前の試合の録画だったら、
シュート入れろー!!
本田打て打て!
歩くんじゃねー
おいなんで外すんだこの金髪ク◯野郎!
と熱くなるのは滑稽に思えてくるのである。
結果知らないんだからは気持ちはわかるけど…そんなことやっても結果変わらないよ?と、思えるだろう。
パチンコも保留が入った瞬間に、当たり、外れ、はもう決まっていて、その後内部で演出の抽選を開始。
外れはの場合はだいたい何も起こらないが、稀に魚群などのレア演出が当選する。でも、外れは既に確定しているから、当然外れる。
で、結果魚群で外れを見せられたジジイ達が台バンするわけである。
ただ、先ほどの例に合わせると、ジジイが見ている目の前の光景は、録画なのである。
と、まぁそんな冷めた考えだが、パチンコにもいい点がある。
それが釘だ。
偶然でも、見極めてでも、釘のいい台を打ち続ければ、統計的には勝てるのである。
等価であれば、1000円で20回くらいを目安にすべきである。
演出が騒がしい台がいいとか、緑保留が頻発している台がいいとかは関係ない。
通常時の当たる確率は常に一定にしなければならないと、台の規定で決まっているのである。これを違反したら店は逮捕されてしまう。
そんなリスクを店は負う必要はない。
1000円で15回しか回らない統計的には完全に客が負ける台を設置しても、客は来るのだから、安泰である。
内部が全部同一と決まっているのであれば、後は外部で差をつけるしかない。
それが釘になるわけだ。
1000円で20回転なら、統計的には勝ちのライン。
ただ、注意して欲しいのがあくまでも統計ということである。
統計は、1回や10回では導き出せない。
パチンコを例にすると、1000円で20回転するパチンコ台を1億人の客が一斉に2万円使ったら、最終的に客側がプラスになりました、というイメージだ。
だから、今日絶対勝てるわけではないが、期待値がプラスの台を打ち続ければ確率的には勝ちやすくはなるはずである。
では台選びだ。
昔はいろいろ新台だ、なんだ、と打っていたが、30歳を中盤に差し掛かった時に、海物語系に手を出すようになった。
それこそ当時は、海物語を打っているジイさんバアさんを見て、
あんな演出のない台の何が楽しいのか
と、若干小馬鹿にしていたが、今なら何となく分かる。
海物語とのタイトルだが物語性など皆無である。マリンという無能な巨乳とサムという筋肉バカの関係性もよく分からない。
この台はとにかく魚群予告を待つ台なのである。
それ以外は何もする事はない。
ぼーっとしていればいい。
つまり、この台は都会のど真ん中で釣りをしているような台なのだ。
釣りをやる人なら分かると思うが、釣りは大海原にウキを垂らし、反応があるまでは、ぼーっと待つのである。
何も考えない、もありだし、仕事の事を考えたり、将来の事を考えてもいい。
たまにウキがピクッと反応したら釣りを楽しめばいい。
パチンコ海物語もまさにそんな感じ。
魚群が出るまでは、ぼーっと物思いにふけられる。ギャンギャン思わせ振りな演出もない。魚群が来た時だけ、画面を見ればいい。
外れても怒ってはいけない。
むしろ、外れだったのに、レア演出に当選したんだスゴイ!と称えるべきである。
ヘソが開いていて、風車が左向きに寄っている海物語があったので、着席。
1/399らしい。
3000円回したところで、60回転回った。
つまり、1000円で平均20回転。等価なので合格ラインだ。
こいつを今から20000円やると、400回転回る計算になる。
数学的には、1/400で当たる外れの減らないクジを400回試すと、当たる確率は63%である。これは分母が変わっても同じ。
1/100で当たる外れの減らないクジを、100回試しても、当たる確率は63%である。
ならば、380回回して当たらなかったら、残りの20回で当たる確率は63%なのか?と、たまに勘違いする人がいるが、そうではない。
外れは減らない設定なので、当たる確率は常に1/400である。
これも1億人を例にすると、
1/400で当たるパチンコを1億人が一斉に400回回して、結果を見ると、初当たりを引けた人が6300万人出るということである。
残りの3700万人は初当たりも見れずに撃沈となる。
話を戻すが、この1000円で20回転する台で今から2万円打った時、使い終わるまでに当たりが引けている確率は63%だ。
63%の確率でこれから約1時間後に私は笑顔になっているのだ。
もし、この台が1000円で15回しか回らなかったら、2万円だと、300回転。
1/400を400回転回すと63%で当たるのだから、100回転では、63%÷4で約16%、
300回転では、これの3倍だから約48%で当たる計算になる。
同じ金額を使っているのに、
20回転回る台と、15回転しか回らない台とでは、初当たりを引ける確率が15%も差が出てしまった。
ここが、勝つ負けるの差となるわけで、釘の見極めが重要になる理由である。
釘を見極めて打つ人と、適当に打つ人で、毎回初当たりに15%も差が出ていたら月間では大きな差になるだろう。
さて、また脱線してしまったので、話を戻す。
パチンコを始めたらほとんど画面も見ずに携帯をイジル。
リーチが掛かってスーパーリーチが出たら画面を見上げる。
残念ー とか、ごめんね、とか
巨乳ちゃんが虚ろな目で言っているが、
こいつは私が高校生の頃から、およそ20年近く、同じミッションを課せられ毎回一個ズレで止めるというイージーミスを繰り返している。
もう新卒ではないのだ。
20年も同じ仕事をしているお局クラスの女なのだ。なのに仕事ができない。なんとなく適当にやっているのだろう。
失敗しても残念もごめんも、全く感じていないのは明白である。
また、ぼーっと携帯を見ていると、なんかのランプが光ってキュインと鳴る。
当たり確定の予告なので、演出もノーマルで揃ってしまう。
もう、この台ジャグラーみたいに、保留に玉入って当たりならその瞬間に光る、外れなら光らない、の演出だけでいーんじゃね?と感じる。
なんやかんな続いて、結局9000発となった。