新宿 猫コネコ
平日の昼間。
新宿東口から歌舞伎町に向かって歩く。
人人人人人。
ゴミゴミ、ゴミゴミ。
本来なら嫌がるべき事だが、今となっては居心地が良い。
以前にもどこかに書いたが、大嫌いだったこの人混みの街が、いまは一番落ち着く場所になってしまった。
なぜかな。
たまに考えたりしたが、ふと答えに気付く。
この街はどの街より寛大なのだ。
たとえ私がどんな容姿だろうと、
どんな風貌、
どんな服装、
シミだらけのワイシャツ、
何も言わないし誰も違和感すら感じない。
そういう人もいる、という景色なだけ。
ねぇねぇあの人見てよ、ダサーィ
(´∀`)(´∀`)
とはならない。
新宿歌舞伎町で他人を見てそんなことを言っている方が、むしろ田舎者丸出しで恥ずかしい。
そう、この街は他人に関して何も感じないのだ。
それを無機質だ、と嫌う人もいるかもしれないが、私のような社会から道を外しつつある人間からすると、なんと居心地の良いことか。
大通りを歩き歌舞伎町に入る。
この日は暖かく過ごし易い陽気だったせいか、気分が良く、軽く鼻歌を唄う。
曲は赤いスイートピー。
松◯聖子が頭を流れる。
本来なら赤いスイートピーを歌いながらフラフラ歩いている中年のおっさんは異質な目で見られるかもしれないが、大丈夫、ここは新宿歌舞伎町。
誰も感じないし、誰も見ていない。
因みに話はそれるが、
このブログにしばしば登場する音楽は、いつも古い歌ばかりだと思う。
これは母の影響だ。
母はいつも鼻歌を歌いながら夕飯の支度をしていた。
それを聴きながら夕飯を待っていた私の中に、母のメロディが鮮明に残っているのだ。
サビを歌い終えたとき、
歌舞伎町を抜け、ここから先は大久保、といった場所に差し掛かる。
どうするか。
このまま大久保に向かっても良いが、たまには新宿を開拓するかと思う。
周りを見てみると看板がチラホラ。
うむ。
この辺りの看板店で良かった思い出はない。
新宿でハズレレポートのないダンス店
に、久しぶりに行こうか迷う。
も、毎日沢山の同志さんが新規開拓レポートをくれるのだ。
ここは私も新規開拓を決心する。
先ほどの看板を見て歩くと見慣れない看板が。
新宿 猫コネコ
あれ?
こんな店あったっけ?
HPをみると…
なるほど若い表記の子もいる。
21歳が最年少。
となると、
21歳が20代前半
22歳は20代中盤
23歳は30代以上を覚悟しろ
と判断すべきか。
看板の前でスマホを弄りながら悩む。
近くに似たようなサラリーマンが何人かいる。
全くさ。
(お前だけには言われたくないから)
ここで絶妙な妙案、作戦を思い付く。
チャイエスに通い詰めた私だからこそ閃いたアイディア、それは、
(誰でも思い付く妙案です)
プルプルプルプル
はい( ^ω^ )
あ(゚∀゚)
21歳子ちゃんいますか(´∀`)?
いますよ( ^ω^ )
あ(゚∀゚)
なら行きます!
…。
(誰でも思い付く作戦です)
入店
腰の低い男の店員に誘導され部屋に入る。
コースは?と聞かれたので、とりあえず
60分8Kを選択。
(たまたま帽子もありました)
少しして、女の子が部屋に。
こんにちは~(´∀`)
あー、こんにちは~( ^ω^ )
洗体行きますね~(´∀`)
え~
あーそう、あはい~
あれ~あの~そっかー
21歳子ちゃんですよね~( ^ω^ )?
ふふ~
違いますよ~(´∀`)
Mですよ~
宜しく~(´∀`)
あーそっか~
宜しくね~あー
なんだ~えー
21歳子ちゃんはいないのかな~( ^ω^ )
あー
いませんよ~
今日は私だけですよ~(´∀`)
と、笑顔で答える、
完全にやられた(´Д` )
マンマとハメられた( ´Д`)
いや、落ち着け。
内心怒り心頭だが、私だって伊達にチャイエスに通ってはいない。
想定内、これは想定内( ˘ω˘ )
それに、分かっている。
この子、いや、
(皆さんこのババアは悪くないんです)
想定内、こんな事は想定内。
落ち着け、落ち着け( ˘ω˘ )
本当はダンマリで一言も話さず60分が過ぎるのを待っても良かったが、なんとか気力を振り絞りマチャミに対して最低限の紳士な対応をする。
よし、今日は楽しい楽しい会話重視からのハンドヌルポンで帰ろう。
抜きさえあれば、ダンスはなくともそれなりに満足するものだ。
このマチャミに優しさを全振りし、楽しい会話、ノリノリの雰囲気で洗体室に向かうと、マチャミが一言。
あ、これ( ^ω^ )
紙パンツを渡される(΄◉◞౪◟◉`)…
そこからの事はあまり記憶にない。
記憶にないと言っても同志さんが良く言う
ここから
意識がなくなっちゃいました(゚∀゚)!
全く記憶がありませーん(΄◉◞౪◟◉`)
みたいな楽しい感じではない事は分かっていただけると思う。
洗体中、
(紳士対応は!)
部屋に戻り、マッサージ。
当然紙パン装着だ。
私の心は氷点下。
表情は屍。
チ◯コは包茎。
急に死人のように黙りだした客に焦ったのか、やたらと話しかけてくる女の子。
終始、
うん、とか、
あぁ、とか、
ふふっとか、
紳士的な対応をしていたが、
(どこがやねん)
お兄さんいくつですか?
と聞かれた時に少し意地悪な返しをしてみる。
◯◯歳だよ、お姉さんは?
…。
…(΄◉◞౪◟◉`)いや…
~~前奏~~
懐かしい~♪
気持ちだわ~♪
ずっと前に忘れていた~
でもあなた(振替ババア)を見たとき、
時間だけ後戻りしたの。
歳つだ?と~聞かないで~♪
嘘つくのは~上手じゃない~
28くらい?と言うべきだけど、
マジで~むーりー、
40超えてるだろ(΄◉◞౪◟◉`)
過ぎ去った~妄想だけが~
美しく思えるのは何故かしら
消え去った~優しさも今は~
遠い記憶~
F◯cking memory~♪
ー松◯聖子 sweet Memoriesからー
もうこれ以上語る事はないが、ケジメとして事の顛末を記することにする。
いくつだ?と聞かれ、
頭に松◯聖子が流れた後は、
と紳士的な対応をし、その後は自分の貝に閉じこもった。
仰向けでも何もなく、
ポコチも自分の皮に閉じこもっていたが、女の子からの
自家発電ならいいよ。
を合図に、
大丈夫!!と、
今日一番の発声をし店を後にする。
新宿駅までまた歩く。
新規開拓を失敗した後の気持ちは筆舌に尽くし難い。
無駄になった時間。
無駄になったお金。
怒り悲しみ虚しさ。
あの日の帰り道。
これらのモヤモヤを抱え帰路に着いたのだ。
だがどうだろうか。
この文章を書いている今現在、あのモヤモヤはほぼ消えている。
むしろあんな事をされたにも関わらず、思い返すと笑えてくるのだ。
張り切りすぎた故、
新規開拓だ!と意気込んで悪戯に傷ついてしまったが、
色褪せた哀しみも今は、
遠い記憶、
そう、
Sweet Memories
新宿東口から歌舞伎町に向かって歩く。
人人人人人。
ゴミゴミ、ゴミゴミ。
本来なら嫌がるべき事だが、今となっては居心地が良い。
以前にもどこかに書いたが、大嫌いだったこの人混みの街が、いまは一番落ち着く場所になってしまった。
なぜかな。
たまに考えたりしたが、ふと答えに気付く。
この街はどの街より寛大なのだ。
たとえ私がどんな容姿だろうと、
どんな風貌、
どんな服装、
シミだらけのワイシャツ、
ションベン臭いズボンを履いて歩いていても、
何も言わないし誰も違和感すら感じない。
そういう人もいる、という景色なだけ。
ねぇねぇあの人見てよ、ダサーィ
(´∀`)(´∀`)
とはならない。
新宿歌舞伎町で他人を見てそんなことを言っている方が、むしろ田舎者丸出しで恥ずかしい。
そう、この街は他人に関して何も感じないのだ。
それを無機質だ、と嫌う人もいるかもしれないが、私のような社会から道を外しつつある人間からすると、なんと居心地の良いことか。
大通りを歩き歌舞伎町に入る。
この日は暖かく過ごし易い陽気だったせいか、気分が良く、軽く鼻歌を唄う。
曲は赤いスイートピー。
松◯聖子が頭を流れる。
本来なら赤いスイートピーを歌いながらフラフラ歩いている中年のおっさんは異質な目で見られるかもしれないが、大丈夫、ここは新宿歌舞伎町。
誰も感じないし、誰も見ていない。
因みに話はそれるが、
このブログにしばしば登場する音楽は、いつも古い歌ばかりだと思う。
これは母の影響だ。
母はいつも鼻歌を歌いながら夕飯の支度をしていた。
それを聴きながら夕飯を待っていた私の中に、母のメロディが鮮明に残っているのだ。
サビを歌い終えたとき、
歌舞伎町を抜け、ここから先は大久保、といった場所に差し掛かる。
どうするか。
このまま大久保に向かっても良いが、たまには新宿を開拓するかと思う。
周りを見てみると看板がチラホラ。
うむ。
この辺りの看板店で良かった思い出はない。
新宿でハズレレポートのないダンス店
に、久しぶりに行こうか迷う。
も、毎日沢山の同志さんが新規開拓レポートをくれるのだ。
ここは私も新規開拓を決心する。
先ほどの看板を見て歩くと見慣れない看板が。
新宿 猫コネコ
あれ?
こんな店あったっけ?
HPをみると…
なるほど若い表記の子もいる。
21歳が最年少。
となると、
21歳が20代前半
22歳は20代中盤
23歳は30代以上を覚悟しろ
と判断すべきか。
看板の前でスマホを弄りながら悩む。
近くに似たようなサラリーマンが何人かいる。
全くさ。
平日の昼間から何をやってんだよ( ^ω^ )
(お前だけには言われたくないから)
ここで絶妙な妙案、作戦を思い付く。
チャイエスに通い詰めた私だからこそ閃いたアイディア、それは、
電話して21歳子ちゃんが居なかったら、さっきのダンス店行こーっと(゚∀゚)だ。
(誰でも思い付く妙案です)
プルプルプルプル
はい( ^ω^ )
あ(゚∀゚)
21歳子ちゃんいますか(´∀`)?
いますよ( ^ω^ )
あ(゚∀゚)
なら行きます!
…。
作戦通りだ(΄◉◞౪◟◉`)!!
(誰でも思い付く作戦です)
入店
腰の低い男の店員に誘導され部屋に入る。
コースは?と聞かれたので、とりあえず
60分8Kを選択。
21歳子ちゃんが乗り気なら追加で踊れば良いしね(΄◉◞౪◟◉`)
(たまたま帽子もありました)
少しして、女の子が部屋に。
こんにちは~(´∀`)
あー、こんにちは~( ^ω^ )
洗体行きますね~(´∀`)
え~
あーそう、あはい~
あれ~あの~そっかー
21歳子ちゃんですよね~( ^ω^ )?
ふふ~
違いますよ~(´∀`)
Mですよ~
宜しく~(´∀`)
あーそっか~
宜しくね~あー
なんだ~えー
21歳子ちゃんはいないのかな~( ^ω^ )
あー
いませんよ~
今日は私だけですよ~(´∀`)
と、笑顔で答える、
マチャミ風の女(΄◉◞౪◟◉`)
完全にやられた(´Д` )
マンマとハメられた( ´Д`)
いや、落ち着け。
内心怒り心頭だが、私だって伊達にチャイエスに通ってはいない。
想定内、これは想定内( ˘ω˘ )
それに、分かっている。
この子、いや、
このババアに罪はない事も分かっている。
(皆さんこのババアは悪くないんです)
想定内、こんな事は想定内。
落ち着け、落ち着け( ˘ω˘ )
本当はダンマリで一言も話さず60分が過ぎるのを待っても良かったが、なんとか気力を振り絞りマチャミに対して最低限の紳士な対応をする。
よし、今日は楽しい楽しい会話重視からのハンドヌルポンで帰ろう。
抜きさえあれば、ダンスはなくともそれなりに満足するものだ。
このマチャミに優しさを全振りし、楽しい会話、ノリノリの雰囲気で洗体室に向かうと、マチャミが一言。
あ、これ( ^ω^ )
紙パンツを渡される(΄◉◞౪◟◉`)…
そこからの事はあまり記憶にない。
記憶にないと言っても同志さんが良く言う
ここから
意識がなくなっちゃいました(゚∀゚)!
全く記憶がありませーん(΄◉◞౪◟◉`)
みたいな楽しい感じではない事は分かっていただけると思う。
洗体中、
一言も話していないからなおさら記憶がないのだ。
(紳士対応は!)
部屋に戻り、マッサージ。
当然紙パン装着だ。
私の心は氷点下。
表情は屍。
急に死人のように黙りだした客に焦ったのか、やたらと話しかけてくる女の子。
終始、
うん、とか、
あぁ、とか、
ふふっとか、
紳士的な対応をしていたが、
(どこがやねん)
お兄さんいくつですか?
と聞かれた時に少し意地悪な返しをしてみる。
◯◯歳だよ、お姉さんは?
…。
いくつだと思う( ^ω^ )
…(΄◉◞౪◟◉`)いや…
~~前奏~~
懐かしい~♪
気持ちだわ~♪
ずっと前に忘れていた~
でもあなた(振替ババア)を見たとき、
時間だけ後戻りしたの。
歳つだ?と~聞かないで~♪
嘘つくのは~上手じゃない~
28くらい?と言うべきだけど、
マジで~むーりー、
40超えてるだろ(΄◉◞౪◟◉`)
過ぎ去った~妄想だけが~
美しく思えるのは何故かしら
消え去った~優しさも今は~
遠い記憶~
F◯cking memory~♪
ー松◯聖子 sweet Memoriesからー
もうこれ以上語る事はないが、ケジメとして事の顛末を記することにする。
いくつだ?と聞かれ、
頭に松◯聖子が流れた後は、
さぁ…( ´Д`)
と紳士的な対応をし、その後は自分の貝に閉じこもった。
仰向けでも何もなく、
ポコチも自分の皮に閉じこもっていたが、女の子からの
自家発電ならいいよ。
を合図に、
大丈夫!!と、
今日一番の発声をし店を後にする。
新宿駅までまた歩く。
新規開拓を失敗した後の気持ちは筆舌に尽くし難い。
無駄になった時間。
無駄になったお金。
怒り悲しみ虚しさ。
あの日の帰り道。
これらのモヤモヤを抱え帰路に着いたのだ。
だがどうだろうか。
この文章を書いている今現在、あのモヤモヤはほぼ消えている。
むしろあんな事をされたにも関わらず、思い返すと笑えてくるのだ。
張り切りすぎた故、
新規開拓だ!と意気込んで悪戯に傷ついてしまったが、
色褪せた哀しみも今は、
遠い記憶、
そう、
Sweet Memories